Unify ACCELL/SQLのLANGDIR環境変数について
システムの環境変数 LANG により、ご使用の文字コードセットを判断いたします。漢字のテーブル名、カラム名を使用するには、LANG
が設定されている必要があります。ご使用のシステムに適応した環境変数 LANG を設定して、使用する漢字コードの環境をセットして下さい。
また、EUC/SJIS 両漢字コードサポートのリリースで、日本語のメッセージを使用する場合は、使用する漢字コードに適応した
LANGDIRコンフィギュレーション変数を設定してください。
- EUC メッセージ:LANGDIR=jpn_jae
- SJIS メッセージ: LANGDIR=jpn_sjis
LANGDIR は、アプリケーションコンフィギュレーションファイル(デフォルトは
$UNIFY/unify.cf)で定義して下さい。
また、環境変数でも設定が可能です。
- [例]
- LANGDIR=jpn_jae; export LANGDIR (EUC
の場合)
- LANGDIR=jpn_sjis; export LANGDIR (SJIS の場合)
なお、日本語のメッセージを使用する際には、メッセージの漢字コードは LANG
で指定された文字コードと一致していなければなりません。
LANG で EUC コードを使用する場合は、LANGDIR でも EUC メッセージを使用して下さい。  2000年以降のDATEフィールドの年を2桁で表示する
ACCELLマネジャーで、2000年以降のDATEタイプフィールドの Year
を2桁で表示する場合コンフィギュレーション変数DATEFMT及びCENTURY_CUTOFF をあわせて設定する必要があります。
DATEFMTだけを、例えば YY/MM/DD のような、Year を2桁の設定にしても、CENTURY_CUTOFFが定義されていないと
2000年以降のデータについては4桁で表示されます。
CENTURY_CUTOFF は、西暦2000年以降の日付データを2桁で表示するためのコンフィギュレーション変数で、リリース
6よりサポートされています。
例えば、CENTURY_CUTOFF=25とした場合には、1925-2024の百年間が定義されます。 DATEFMT=MM/DD/YY、CENTURY_CUTOFF = 25
とした場合の例
入力値 (MM/DD/YY) |
結果 |
(1/1/95) |
(1/1/1995) |
(12/31/99) |
(12/31/1999) |
(6/4/20) |
(6/4/2020) |
(4/12/25) |
(4/12/1925) |
(12/31/24) |
(12/31/2024) |
(12/16/1919 ) |
(12/16/1919) |
*4桁の年を入力の場合は、入力した値となる |
DATEFMT 及び CENTURY_CUTOFF は、アプリケーションコンフィギュレーションファイル(デフォルトは
$UNIFY/unify.cf)で定義して下さい。
また、環境変数でも設定が可能です。
[例] CENTURY_CUTOFF=25;export CENTURY_CUTOFF
 Unify ACCELL/SQL for
ORACLE のゼロ長文字列の取り扱い
ACCELL/SQL R.6.3 より、LEN0NULLコンフィギュレーション変数がORACLEに対してサポートされるようになりました。
LEN0NULL コンフィギュレーション変数は、ACCELLでのゼロ長文字列を
NULLにコンバートするかどうかを設定するものです。
LEN0NULLの設定値と動作は以下の通りです。
LEN0NULL=TRUE --> |
ゼロ長文字列を NULL値として取り扱う |
LEN0NULL=FALSE --> |
ゼロ長文字列を 非NULL値として取り扱う。
(ゼロ長文字列のまま) |
ACCELL/SQL for ORACLE R.6.0 までは、全てゼロ長文字列はNULL値として取り扱われていましたので、R.6.3以上にバージョンアップした際に、ゼロ長文字列の取り扱いが以前のバージョンと異なるという問題が発生することがあります。
LEN0NULL=TRUE の設定で、R.6.0 までと同じ動作となります。
LEN0NULL は、アプリケーションコンフィギュレーションファイル(デフォルトは $UNIFY/unify.cf)で定義して下さい。
また、環境変数でも設定が可能です。
[例] LEN0NULL=TRUE;export LEN0NULL 
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