Unify DBIntegrator のバージョンと対応する Microsoft
Office バージョンについて
Unify DBIntegratorのバージョンにより、対応する ODBCドライバのバージョンが異なるため、ODBC接続がサポートされる
Microsoft Office のバージョンが異なりますのでご注意下さい。
以下は、DBIntegrator、サーバのデータベース、Microsoft Office のバージョン対応表です。
DBIntegrator
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DataServer
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DataServer ELS
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Microsoft Office
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1.0
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7.0 まで
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6.4
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Office 95 及び Office 97
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1.1
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7.1 以上
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6.5 以上
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Office 97 及び Office 2000
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 Client からDBに接続する際に発生する共有メモリのエラーへの対応方法
DBI Client からデータベースに接続する際に、データベースより共有メモリのエラーが返され失敗する場合は、
データベース側のコンフィギュレーションのチューニングで対応します。
(1)DataServer
での対応方法
コンフィギュレーション変数 SHMOFFSET を64MB 以上の値に設定する必要があります。
DataServer R.7.1 以上では unify.cf 中のSHMOFFSETのデフォルト値は、16Mから
128M に変更されています。
SHMOFFSET の値を変更する際には、まずサーバのデータベースを shutdb によりシャットダウンしてください。
odbcdmn も kill コマンドでダウンさせます。
データベースが正常にシャットダウンした状態で、コンフィギュレーションファイル($DBPATH/file.cf)のSHMOFFSET
の設定値を変更して下さい。
その後データベースを startdb により再起動します。
★注意★
絶対にデータベース起動中に SHMOFFSET を変更しないで下さい。 DB再起動後、odbcdmn を起動して、Client から ODBC接続を行って下さい。 備考
$DBPATHは、Unify DataServer のコンフィグレーション変数 DBPATH のフルパスを示します。 (2)DataServer
ELS での対応方法
環境変数 DEFSIZE を4196304(4MB)以上の値に設定する必要があります。
DataServer ELS R.6.5 以上は、DEFSIZE のデフォルト値は4MBに変更されています。
DEFSIZE の値を変更する際には、まずサーバのデータベースで使用している共有メモリを消去します。ipcsコマンドで共有メモリを確認し、該当の共有メモリIDを、ipcrm
-m コマンドで削除して下さい。odbcdmn も kill コマンドでダウンさせます。
- [例] kill odbcdmn_pid
- odbcdmb_pid 実行されている odbcdmn のプロセスID
- [例] picrm -m m_id
- m_id DataServerが使用している共有メモリのID
共有メモリ消去、odbcdmn をダウンした状態で、環境変数 DEFSIZE を設定します。
- [例]DEFSIZE=4194304; export DEFSIZE
- また、DEFSIZE を有効にするための環境変数 NSEGS も 0 (デフォルト)に設定して下さい。
[例] NSEGS=0; export NSEGS その後、odbcdmn を起動して、Client から ODBC接続を行って下さい。 備考
上記例は、sh で示していますので csh を使用している場合は、setenv コマンドで設定してください。 
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